リチャードソン・ジリスと暮らそう
2009年 07月 19日
このマンションに住んでいる間は動物を飼うまいと決めていたのに、
とあるホームセンターのペット売り場を見た瞬間、決心はもろく崩れ去ったのでした。
リチャードソン・ジリス・・・プレーリードッグを一回り小さくしたような外見のこの動物は、
かつて読んだ飼育本による「単独生活を好む」のと「冬眠をする」点が気になっていて、
みゅんみゅん亡き後にペットショップで見かけても飼おうとは思いませんでした。
(プレーリードッグは輸入禁止になったため、ペットショップで売っているのを見かけないし、
売っていても高額になったと聞いていたので、あきらめていました)
このホームセンターでは、ジリスが2匹・・・オスが1匹ずつオリに入って売られていました。
1匹は毛並がとても美しく、顔に傷がないのに対して、もう1匹は毛並が乱れて顔が傷だらけ。
「輸入年月日、2008年5月」・・・なにぃ?、1年間も買い手がつかなくて、この小さいオリの中で
暮らしてるの?・・・そう思った瞬間、「この仔たち2匹とも、私が飼おう」と決めたのでした。
幸い、オリも回し車も2つずつあるので、すぐにでも飼うことができそうでしたが、
マンションの理事会に申請して承認をもらわなくてはいけないので、その間に売れてしまわないか
心配しつつ、ちょっと保留にしておきました。また、このマンションでは動物は1匹しか
飼ってはいけないというきまりがあったことも、不安材料でしたので。
動物の飼育を申請したところ、前例がないので安全委員会の承認をもらわなくてはいけない
ということで、リチャードソン・ジリスに関する資料に「オリの中で飼育するハムスター扱い」と書いて、
危険性がないことを強調すると共に、「2匹飼うけど小さいからいいでしょ」というニュアンスも
含めました。
ちょっと信じられない気もしますが、約600世帯が入っているこのマンションでは、
ハムスターやフェレットを飼っている人はいないそうです。唯一、うさぎを1匹飼っている方がいるだけで。
飼い主の会の会長との面接も終わり、なんとか安全委員会でも承認がもらえたようなので、
晴れてこの場でペットの紹介をすることができました。
ダンナは反対していましたが、私が毎日「飼うよ、飼うよ・・・」と言い続けて洗脳しました
名前は、私の好きな香港のスター「トニー・レオン」から丸ごといただいちゃいました。
きれいな方が「トニー」、傷だらけの方が「レオン」・・・これはジャン・レノ演じる「レオン」ともかけてます。
ペット売り場で退屈そうにしていたトニー
大きくて黒い目が印象的なトニー
「これじゃ買い手がつかんだろう」と思わせたレオン
ホントは人懐こくて、とってもかわいいレオン
これから、リチャードソン・ジリスの観察日記を紹介していこうと思います。