映画鑑賞「2012」
2009年 11月 21日
監督 ローランド・エメリッヒ
「インデペンデンス・デイ」「ゴジラ」「パトリオット」「デイ・アフター・トゥモロー」「紀元前1万年」他
ストーリー
2009年、インドの地質学者が「惑星の直列により、太陽の活動が活発化。強い放射線によって地球の
核が熱せられ、3年後の2012年に世界が終わりを迎える」という事態を察知し、大統領首席補佐官に
報告。そして、米大統領の指揮のもと、世界各国の首脳にも伝えられ、世界中の人々には知らせぬまま、巨大船の建造が密かに開始された。
2012年、前妻ケイトとの間の2人の子供を連れてイエローストーン国立公園に出かけたジャクソン。
彼はそこで、ラジオ局のDJから、地殻変動による地球の崩壊を知らされる。その言葉通り、
世界各地で地割れ、地震、噴火、津波と、次々に大災害が起こり、人類滅亡へのカウントダウンが
始まる。果たしてジャクソン一家は助かるのか?人類は滅亡してしまうのか?・・・・
ネタバレなしの感想
いやー、凄かったですよ。世界が崩壊して行くシーン
破壊ものが得意な監督ですが「これで最後にする」と言っているそうで、これ以上凄いのなんて
もう作れないんでは?と思うくらい、派手にやっちゃってました。
映像は、TDLとかのテーマパークによくある、「宇宙船に乗ったら、前面にスクリーンがあり、
イスが動いて体験できる」ような感じで、自分がその場にいるような錯覚さえ覚えました。
マグニチュード10.9の地震って、想像がつきませんが、阪神大震災などを体験された方は、
恐怖がよみがえってしまうかも。音響のいい映画館なので、不気味な地鳴りの音や、
「ドドドドド・・・・」という振動がお尻から伝わり、ちょっとだけリアルさを味わえました。
そして、地震、噴火、津波という、あらゆる天変地異が起こります。こんな状態で、残された人達は
生き残れるはずないよ~、いやいや、その前に、まとも陸地なんてないだろうという絶望感。
自分だったら、真っ先に地割れに飲み込まれて・・・などと想像しながら見ていました
ストーリー自体は、終末物としてありふれています。「ディープ・インパクト」と同じようなものだな~と
思いました。そして、「政府は、全人類が生き残れる規模の施設を作れよ~」と思わせたのも一緒。
もちろん、動物たちも一緒に避難させてあげてね~
ここで悲しいのは、大活躍した人たちが生き残れるとは限らないという現実。
私としては、あんなに頑張ったゴードン(ジャクソンの元妻ケイトの現在の恋人)が哀れでしょうがない。
離婚した家族が、災害を乗り越えて元の絆を取り戻すというストーリーにしたくて、ゴードンを排除したの
ですね。おまけに、パンフレットの出演者紹介のページにもゴードンは載っていません
・・・と、ちょっと不満を述べてみました。
これは、大画面で音響が良い映画館で観ると
とても楽しめる映画です。
当たった!
ユナイテッドシネマの映画館だけかな?「2012を観るとアバターの鑑賞券が当たる」という
キャンペーンをやっていました。
アバターは、前売り特典がないので、前売り券を買っていなかった私。
1枚でも当たればいいなと思っていたのに、連続で「あたり」が2枚
全国で入場先着40000人にスクラッチカードが渡され、その場でこすってあたりがでたら
アバターの鑑賞券(1300円相当。3Dで観たければ、差額分を支払う)がもらえます。
当選確率は1人/20人
これで、来年の運も使い果たしたのだろうか・・・A^^;