映画鑑賞「AVATAR」
2010年 01月 05日
差額は700円ですが、私は「戦慄迷宮 3D」を観た時の3Dメガネを持参したので100円引き。
今回配布されていたメガネも、その時のと同じものでした。
脚本・監督 ジェームズ・キャメロン(ターミネーター、ターミネーター2、エイリアン2、タイタニック他)
キャスト ジェイク: サム・ワーシントン(ターミネーター4)
ネイティリ: ゾーイ・サルダナ(パイレーツ・オブカリビアン、スタートレック)
グレース: シガニー・ウィーバー(エイリアンシリーズ、コピー・キャット)
ネタバレなしのストーリー
アバターとは・・・衛星パンドラに暮らす、地球人に似たヒューマノイドの民族「ナヴィ」と人間のDNAを
遺伝子操作によって合成して作りだしたハイブリッドの肉体。
特殊な装置によって意識を転送、リンクさせた人間のドライバーが遠隔操作する
ことによって生命体になり、活動が可能になる。
22世紀の地球。
戦闘で負傷し、車椅子で失意の生活を送っていた元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン」は、
亡くなった双子の兄トミーの代わりに、地球からおよそ5光年離れた衛星パンドラでの任務を
負うことになった。
地球人に似たナヴィというヒューマノイドの民族が暮らし、様々な動植物が生息する美しい森が広がる
パンドラには、地球の燃料危機の解決につながる重要な鍵となる鉱石「アンオブタニウム」が存在し、
その採掘がおこなわれている。しかし、パンドラの大気は地球人にとって有毒であり、資源開発会社RDAは、
採掘、研究を円滑に行うためにアバタープロジェクト・・・アバターをナヴィ族の集落にスパイとして
潜入させ、アンオブタニウムの埋まっている場所から立ち退かせる・・・を進めていた。
当初は科学者だったトミーがプロジェクトに参加していたのだが、計画実行直前に事件に巻き込まれて
命を落としたため、双子の兄トミーと同じDNAを所有するジェイクがその代役として選ばれたのであった。
アバターの肉体を得たジェイクは、喜び勇んでパンドラの大地を自分の足で歩き回るうちに
ナヴィ族族長の娘ネイティリと出会い、彼女を通して部族に溶け込んでいく。
しかし、ナヴィを立ち退かせるという任務をなかなか遂行しないジェイクに業を煮やしたRDA保安部門の
指揮官は、ナヴィの集落を攻撃し始める・・・・
感想
いやはや、美しい映像でしたね~。立体感あふれる3D仕様で、パンドラの森の幻想的な風景の中に、
自分が立ちすくんでいる錯覚を覚えました。
飛びだす3Dではなく、奥行を感じさせる3D。怪獣、怪鳥が画面から飛び出してきたらいいのに・・・などという
希望は贅沢というものでしょう。
できれば、字幕でない方が映像の細部に集中できて良かったと思います。植物も動物も、本当に
よくできていて、じっくり観察したかったので。・・・DVDになったらまた観ます。
ストーリーは単純明快。いつもなら人類がエイリアンに侵略される作りですが、この映画は逆。
人類がエイリアンとなって、平和なナヴィ族を侵略します。原始人対近代人とでも言いましょうか。
弓矢でマシンガンや爆弾に立ち向かうなんて無謀。それでも自分の星を守るため立ち上がるナヴィ。
当然ながら、私はナヴィ族の味方になって観てしまいました。
怪鳥に乗って空を自由に飛び回るシーンでは、急上昇、急降下が多くて目が回りました。
お決まりのラブ・ストーリーもあります。
アバターの肉体なのに、族長の娘と恋に落ちてどうするんだ、ジェイク?! と、ハラハラさせてくれます。
ミシェル・ロドリゲスは、また女兵士役でしたね~。たまたまでしょうが、私が観た映画では、この人は
いつも兵士役をしています。「バイオハザード」や「S.W.A.T.」での勇ましい活躍が印象的。
今回も「男らしい」決断と行動力に拍手です。
2時間42分、たーっぷり楽しませていただきました。
「飛びだす映像じゃないなら意味がない」という方は、2Dでも十分面白いと思います。
AVATAR映画予告