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by shime4649
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2009年 11月 18日 ( 1 )

映画鑑賞「ゼロの焦点」

松本清張生誕100年記念作品

原作 松本清張
監督 犬童一心
   「ジョゼと虎と魚たち」「いぬのえいが」「メゾン・ド・ヒミコ」「眉山」「グーグーだって猫である」他

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あらすじ

結婚式から1週間後。仕事の引き継ぎのため、以前の勤務地である
金沢に戻った夫・鵜原憲一(西島秀俊)は、そのまま帰ってこなかった。
お見合い結婚ゆえに、夫の過去をほとんど知らない禎子(広末涼子)は、
彼が失踪した理由の見当もつかない。
憲一の足跡をたどって北陸・金沢に旅立った禎子は、憲一のかつての得意先 室田耐火煉瓦会社で、
社長夫人の室田佐知子(中谷美紀)と、受付嬢の田沼久子(木村多江)という、二人の女に出会う。
一方、憲一の失踪と時を同じくして起こった連続殺人事件に、ある共通の事実が判明した。
事件の被害者は、すべて憲一にかかわりのある人物だったのだ。
夫の失踪の理由とは?連続殺人事件の犯人の正体は?その目的とは?
すべての謎が明らかになる時、衝撃の真相が禎子を待ちうけていた。

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ネタバレなしの感想

原作を読んだかも知れないけど、すっかり内容を忘れてしまっているので、新鮮な気持ちで見ました。

戦後の日本、女性にとって知られたくない過去・・・とくれば、「あ~、アレだろうな」と
たやすく想像がついてしまいます。それを念頭に置きながら見ると、犯人は予想通りでした。
広告のチラシには、三人の女優が赤い服で艶やかに載っていますが、
「赤」という色は、重要な意味合いを持っていたことがわかります。

人は誰でも、他人に知られたくない過去を持っているのだと思います。
かといって、自分の幸せや生活を守るために、過去を知る邪魔者を排除していいはずがなく、
私は、殺人犯禎子の夫の身勝手さに腹を立てながら見てしまいました033.gif
意外にも、この物語の中で一番愛があったのは室田耐火煉瓦会社の社長(加賀丈史)ではないでしょうか。
従業員を殴り飛ばすシーンでは度肝を抜かれましたが、「なんで?」と思う彼の最期は、
妻(中谷美紀)への愛だったのですね。パンフレットを読んで確信が持てました。

3人の女優さんの競演・・・になってたのかな?・・・は、個性が出ていて良かったです。
新妻の初々しさ、若さゆえのたどたどしさを好演していた広末涼子さん、
いかにも~な社長夫人として、志が高い激しい女を熱演した中谷美紀さん、
薄幸の女を演じさせたら天下一品の木村多江さん(名前を変換したら「耐え」と出ちゃうけど、当たってる(笑))
「あんな受付嬢、いないだろ~」と思わせるところから、もう不幸の香りがプンプンしました。
チラシの写真では広末さんが真ん中だけど、印象的なのは中谷さんでしたね。
西島秀俊さんも、寡黙で何を考えているかわからない男という感じがよく出ていたと思います。

けっこう良かったけど、映画館で見なくても、DVDを見るのでいいかもという感じ。

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中島みゆきさん・・・個人的に大好き・・・の主題歌「愛だけを残せ」、みゆき節炸裂で、力強くていい016.gif
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by shime4649 | 2009-11-18 18:00 | 映画を見よう