生きていたレオン・・・2週間ぶりに帰還
2010年 03月 09日
今日、残業で遅くなったあと、いつも通りレオンを探してから家に帰りました。
留守電が1件。マンションの管理事務所から。
「リスを、△△保育所の方で捕まえて保護してるそうです。お宅のじゃなかったらすみませんが・・・」
レオンだぁ~
きっとレオンに違いない。生きてたんだぁ
それにしても、ずいぶんと遠出をしたもんだ(笑)
その保育所に行くには、ぐるーっと公園を回って階段を下りて、
工事中の道を通らなくてはいけないんですよ。
2週間もの間、どこでどうやって暮らしていたんだか・・・
保育所に着くと、保母さんが二人、私の到着を待ちわびていました。
新聞紙で覆われた観察ケースを覗くと、中でうずくまっていたのは間違いなくレオンです!
抱き上げると、あまりの軽さと2回りくらい小さくなった体に驚きました。顔も、傷が増えたようです。
ろくなものを食べてなかったことと、心休まる時がなかったであろうことが想像できました。
私のことは、覚えてるんだか覚えてないんだかよくわからない反応。
レオンは、今日のお昼頃に保育所の入口あたりをチョロチョロしていたそうです。
子供たちや保護者の方が気付いて大騒ぎで追いかけると、ダァーッと逃げるものの、
少し経つとまた戻ってきて、まるで捕まえて欲しいかのようだったそうです。
捕獲してくださったのは、なんと、私の顔見知りの人でした。
二人の女の子のお父さんであるその人は、女の子たちを保育所に送り届ける途中で、
散歩中の私たちの所に「それは何ですか?」と寄ってきたので、レオンたちを撫でさせてあげたり
写真を撮らせてあげたりしていたのでした。
また、レオンが逃げた次の日にその子たちに会った時、「一匹逃げちゃったの」と言ったのを
覚えていてくれて、「あのリスだ!」と、一生懸命捕まえてくれたそうです
保育所からマンションの管理人さんに連絡が行った時も、「うちのマンションに、リスが逃げた人がいる」
ということで、スムーズに私の元に連絡が入りました。
本当に感謝・感激です。保育所には後日、あらためてお礼に伺うつもりですし、
「また、子供たちに見せに来て下さい」と言われたので、喜んで連れて行くつもりです。
ブログを読んで心配して下さったり、励まして下さった方々、どうもありがとうございました。
やーっと、心安らかに過ごせそうです。
レオン(右)は、かなり痩せてとても軽くなっていました。
トニーも、レオンに再会できて嬉しそうです。