映画鑑賞「スペル」
2009年 11月 11日

スペル(SPELL)・・・呪文、呪縛にかけられている状態
原題は「DRAG ME TO HELL」・・・私を地獄にひきずりこんで
パンフレットに載っていましたが、なぜ「地獄にひきずりこまないで」ではないかというと、
ヒロインの罪悪感・・・返済延長を断ったこと・・・を意味しているとのこと。

ストーリー
銀行の融資係クリスティン(アリソン・ローマン)の元に、一人の老婆が不動産ローン返済の延長を
求めてやってくる。真面目で優しいクリスティンは力になろうとするが、昇進するためには
「厳しい決断」ができることを支店長にアピールしなくてはならない。
恋人の相手としてふさわしい地位を得ようと必死なクリスティンは、老婆に厳しい決断を下すのだった。
逆恨みした老婆は銀行内で暴れ、再び駐車場でクリスティンを待ち伏せし、彼女のコートの
ボタンをひきちぎって呪いの言葉「ラミア」をかけ、そのボタンを返した。
その後、次々と怪異がクリスティンを襲う・・・
ネタバレなしの感想
怖かった~。そして、面白かった~

恐怖シーンだけじゃなく、コミカルなシーンがあることもちょっと息抜きができていいですよ。
あんな恐ろしいおばあちゃん、本当にいたら困るな~。
借りたお金を払わないで逆恨み。モンスターなんとやらですね。
クリスティンは、間違ったことはしていないと思いますよ。断り方も丁寧だったし。
とんだ災難だわ・・・


音がもう、「来るぞ、来るぞ・・・ダーン!」「バーン!」「キュリキュリキュリ・・・」と、
とにかく怖がらせてくれます。
映像も、「死霊のはらわた」ばりにギャーッとなったり、ゲロゲロっとなったり、
きれいな女優さんをこれでもかと痛めつけて凄まじいシーンの連続でした。
また、怪女役ベテラン女優のアッパレな演技にも目が釘付けです。
女の私はヒロインに感情移入して、「頑張れ!」「負けるな!」と、応援していました。
彼女を取り巻く状況・・・職場での地位、恋人の母親への引け目などにも同情してしまいます。
そして、彼女を支える、優しくて頼もしくて経済的に余裕のある恋人の存在がとてもイイ!
こんな彼氏がいるだけでもクリスティンは幸せ。
元を返すと、そんな幸せな彼女が、逆恨みババアの呪いのせいで・・・という物語。
見終わった後、ドッと疲れました。こわい思いをしたい人にはもってこいの映画です。

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マイケル・ジャクソンのキーホルダー、前回は売り切れてたやつが再入荷していました。

これで4種類全部揃いました。最初から全部買えば良かったのに。結局買っちゃうんだからさ

